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2012年03月19日

卒業式

とうとう卒業式がやってきました。
高校入試が終わったその週末、試験修了の解放感と共に、更なる解放感でしょうか。グッサン、ミカン、おめでとう。

卒業式入試修了の日、グッサンは帰ってくると玄関で、「終わったー」と叫んで全身で喜びを表現していました。ミカンはそれほどの表現はしませんでしたが、表情がすっかりリラックスしていました。
そして卒業式の日は、二人とも涙、涙ではなく、晴れやかな表情をしていました。大人の気も知らず、どちらかというと面倒くさい、が本音だったようです。

卒業式本人たちはどのように感じているのか分かりませんが、中学卒業は一つのターニングポイントで、大人に世話される時代から、自分で立ちあがっていく時代へと変わっていきます。もっと言うと大人の管理が終わりに近づく時だと思っています。わらびやでも彼らに対しては、今年度後半からは中学1,2年の時とは対応を変えたつもりです。

卒業式他の学校では人数が多く出来ないかもしれませんが、渡嘉敷では親への挨拶があります。どんな言葉が取り交わされたのでしょうか。





卒業式アキコとも話しましたが、子どもたちは卒業式を自分達のものだと思っているでしょうか、実はそうではなく保護者らが、先生や地域の人に対して育てていただいてありがとうございましたと述べる式であり、あるいは関係者がお互いに無事にここまでこれてよかったですねということを述べる式でもあると思います。そのような訳で私も保護者代表で挨拶をしました。

今彼らは、いわば分度器(あるいは方位磁石)の一番根元にいて、そこでの動きははっきりとは見えませんが、どの方向に向かうのかが作られつつあると思います。そして何年かたつと、違いがはっきりと出てくるのではと思います。
卒業式卒業式の後、タイムカプセルを埋めました。20歳の成人式の日に開けるそうです。どんな20歳になっているのでしょうか。



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この記事へのコメント
グッサン・ミカンチャンご苦労様でした。これで何とかスタートラインに立ちましたね。
さて、お爺さんがお話をプレゼントします。
二人の若者が宝探しに出掛けました。宝物はなかなか見つかりませんが、ようやく探し当てました。
やったー!二人は大喜びです。この宝物で何でも欲しいものは買える。二人はもっともっとと宝物を袋に入れ、帰途につきました。処が道に迷ってしまいました。二人はパニックになりました。太陽は照り付け、喉はカラカラでした。もう駄目かと思いました。幸い泉を見つけ水を飲むことが出来ました。なんと素晴らしい水だろう!有難いと思いました。道も見つかりました。背負った宝物はなんだかつまらないものに思えました。何時も当たり前に飲んでいる水がこんなに素晴らしいものとは今まで気づきませんでした。
二人のこれからの宝物は日々の事に感謝し、皆に感謝し、社会に奉仕することに喜びを見つけることだと思います。
Posted by 山口 三郎 at 2012年03月19日 10:43
グッサン、ミカン、ご卒業おめでとう。

島での生活、人の温かみを知り、島の大自然を通して学んだことも多かったでしょうね。

海・山・川・自然体験素晴らし贅沢ですね。



渡嘉敷島留学「わらびや」での坂田ご夫妻素晴らしい働きです。感動します。


お疲れ様でした。
Posted by ピーチャンピーチャン at 2012年03月20日 00:04
山口三郎様

卒業というのはスタートラインなんですね。
私は高校生の頃から、旅する中で数え切れないほど見知らぬ人から親切にされ、いつかその恩返しをしなければと思っていました。そしてまた高校生のころには気がつきませんでしたが、同じく自然からも数え切れないほどの恵みを受けていることに段々気がつきました。
卒業式の謝辞ではそんなことも話したつもりです。

今は高校に入学する新入生のみならず日本中の人が、一体自分達にとって何が宝物なのかを問われていますね。グッサンたちがこれから宝物に気づいて、よりよい社会を作っていってくれることを望みます。

ピーチャン

この一年あたたかくお見守りいただきまして、本当にありがとうございました。
多くの方々にいただいた愛情が、子どもたちを通して世界に広がっていくのだと思います。
ユウたち下級生も今週いっぱいです。振り返ればあっという間でした。
Posted by 竜 at 2012年03月21日 11:58
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