2019年10月30日
わらびやでの食事(1)食生活と発達障害について
最近、発達障害やアレルギーなどのことは、もうそれが一般的であるように感じるほど増えてきた感じがします。
子どもたちと接してきて感じることは、大人たちの多くはこれを子どもの、当人の心身の問題と捉えがちですが、これは本当は大人の、あるいは社会の問題だということで、子どもはその結果を体現しているということです。
今回はさわりだけ、発達障害やアレルギーを食との関係から考えてみました。
私は、割と食の安全性を考える家庭で育ってきたことと、一時トライアスロンなどをやっていたこともあり、体を強くする食事、食の環境については今でもとても気にしています。
私の中では、今の日本の食環境は、それを食べる子どもが普通に健康に育ったら奇跡だと感じるくらいです。
日本の食環境の問題点
1農薬 日本の野菜などの残留農薬基準値は、EU基準の50~100倍くらい甘い。各国で禁止されつつあるネオニコチノイド系農薬(害虫の神経に効く毒)を使用。最近さらに規制緩和。
2食品添加物 許可数ダントツ世界一位、国によって添加物の定義がさまざまですが、日本が一位であることは変わりないです。
3放射能汚染 チェルノブイリ事故を起こした当時のソビエトと比較しても基準値は低い。日本食品あるいは福島周辺の食品の輸入規制を続けている国は多いです。
4遺伝子組み換え食品、ゲノム編集食品、の問題。
5野菜や果物のミネラルビタミンの減少、5,60年前の野菜などと比べると現代のものは半減あるいはもっと減少しています。
6家畜の飼料の問題。成長促進剤、苛酷な飼育環境で病気にならないように抗生剤を使用する規制がほとんどありません。残留分が精肉に含まれています。
7糖質の摂取量の増加と、鉄分の摂取量の低下。WHOなどでも勧告が出ていますが、日本では考慮されていません。
8ステンレス調理器具の増加による、鉄分摂取量の低下。
これらの問題点の多くは、食料供給側の過剰な利益向上やコスト削減と、消費者側の質にこだわらない少しでも安い食材を求めていた結果だと思います。食べ物に感謝するのではなく、高いか安いか、うまいかまずいかだけを求めた結果とも言えるかもしれません。
発達障害やアレルギーに関しては、たんぱく質の摂取量を上げ、糖質の摂取量を下げ、ビタミンミネラル、特に鉄分やビタミンBを充分摂ることで改善された例が既に多数報告されています。
そして上記のようなことを注意して食材を選んでいけば、更に改善スピードは上がると思います。
わらびやでの生活、食事は素材を含め,なるべくそうしたことを念頭において作られています。
関心がある方は以下の書籍を読んでみてください。学力の向上や運動神経がよくなったことなども治癒例として出ていますが、何よりも積極性や、気力がつくことが大事だと感じます。
食事でよくなる子どもの発達障害 https://www.amazon.co.jp/dp/4837613365/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_OlUWDbW2WR2AX
薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法 https://www.amazon.co.jp/dp/4866430591/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_gBUWDbY1YT503
RYU
子どもたちと接してきて感じることは、大人たちの多くはこれを子どもの、当人の心身の問題と捉えがちですが、これは本当は大人の、あるいは社会の問題だということで、子どもはその結果を体現しているということです。
今回はさわりだけ、発達障害やアレルギーを食との関係から考えてみました。
私は、割と食の安全性を考える家庭で育ってきたことと、一時トライアスロンなどをやっていたこともあり、体を強くする食事、食の環境については今でもとても気にしています。
私の中では、今の日本の食環境は、それを食べる子どもが普通に健康に育ったら奇跡だと感じるくらいです。
日本の食環境の問題点
1農薬 日本の野菜などの残留農薬基準値は、EU基準の50~100倍くらい甘い。各国で禁止されつつあるネオニコチノイド系農薬(害虫の神経に効く毒)を使用。最近さらに規制緩和。
2食品添加物 許可数ダントツ世界一位、国によって添加物の定義がさまざまですが、日本が一位であることは変わりないです。
3放射能汚染 チェルノブイリ事故を起こした当時のソビエトと比較しても基準値は低い。日本食品あるいは福島周辺の食品の輸入規制を続けている国は多いです。
4遺伝子組み換え食品、ゲノム編集食品、の問題。
5野菜や果物のミネラルビタミンの減少、5,60年前の野菜などと比べると現代のものは半減あるいはもっと減少しています。
6家畜の飼料の問題。成長促進剤、苛酷な飼育環境で病気にならないように抗生剤を使用する規制がほとんどありません。残留分が精肉に含まれています。
7糖質の摂取量の増加と、鉄分の摂取量の低下。WHOなどでも勧告が出ていますが、日本では考慮されていません。
8ステンレス調理器具の増加による、鉄分摂取量の低下。
これらの問題点の多くは、食料供給側の過剰な利益向上やコスト削減と、消費者側の質にこだわらない少しでも安い食材を求めていた結果だと思います。食べ物に感謝するのではなく、高いか安いか、うまいかまずいかだけを求めた結果とも言えるかもしれません。
発達障害やアレルギーに関しては、たんぱく質の摂取量を上げ、糖質の摂取量を下げ、ビタミンミネラル、特に鉄分やビタミンBを充分摂ることで改善された例が既に多数報告されています。
そして上記のようなことを注意して食材を選んでいけば、更に改善スピードは上がると思います。
わらびやでの生活、食事は素材を含め,なるべくそうしたことを念頭において作られています。
関心がある方は以下の書籍を読んでみてください。学力の向上や運動神経がよくなったことなども治癒例として出ていますが、何よりも積極性や、気力がつくことが大事だと感じます。
食事でよくなる子どもの発達障害 https://www.amazon.co.jp/dp/4837613365/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_OlUWDbW2WR2AX
薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法 https://www.amazon.co.jp/dp/4866430591/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_gBUWDbY1YT503
RYU
Posted by sakata at 12:00│Comments(0)
│2019年 わらびや7期
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