わらびや

やった！エイヤついに、野生のヤギを捕えました！！
角が可愛い、メスヤギ、まだ1才前後の小柄な子。

事の成り行きはこうです。
車を運転中、右手の崖に白い物体が！ヤギの群れです。助手席に座っていたエイヤは即座に「チビを狙おう！」と。運転席の私（アキ）は「待って」と手を左に伸ばすと、用意されたようにロープが（なぜ？）。私はそれを肩にかけると、「イッセイのセ！！」で車から飛び出しました。後部席のみかんのお母さんも一緒に。

エイヤはダーーーッと山を駆け上がり（見たこともない程の速さで）、一匹目をゲット。私がロープをヤギの首にかけるや否や、忍者のように残りの群れを追跡。途中、サンダルは脱げ、裸足の野生児となったエイヤはしばらくすると「逃がした」と、残念そうに、しかし満面の笑みで帰って来ました。

「やった、初めてだ」この日をどんだけ夢見てきたことか。一学期からヒマさえあれば、リュウさんに「ヤギ狩り行こう×10」と言い続けていた。念願のマイヤギである。

その後、連絡を受けたリュウさんが軽トラでやって来た。「これから君はこのヤギの親となる、ヤギの命を左右するのは君だ。本当に養っていけるのか。」との問いに、「がんばる」と答え、ヤギを乗せた軽トラはウサギ（ヤギ）小屋へ向かった。


実は現在島ではインフルエンザが蔓延しており、感染の疑いがあるエイヤは別宅に移動中、みかんのお母さんは患者の看病で来島していたのだ。怪我の功名とはまさにこのこと。これで、わらびや、ヤギ3匹目。（しかしウサギの母は脱走中なので正確には2匹）