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2010年05月14日

海三昧の連休

ゴールデンウィークは、前半は沖縄本島の子が実家に帰り、それ以外の子は島で遊び、後半は全員で海に遊びにいきました。
今回の海は、遊ぶというより、わらびや本来の目的に戻って「食料調達」獲物探しの海です。
海人の指導の下、追い込み漁をやりました。残念ながら追い込み漁ができるほどの泳ぎができるのは、去年からいるエイヤとポニョだけでしたが、まあ逆に彼らにとっては、みなの食料をとってくるという先住民部族の若者的な意識を持ってもらってよかったのかもしれません。

海三昧の連休とって来た魚は、漁に行かなかった子どもにさばいてもらいました。シードはみんなから動物保護団体といわれるくらい生き物好きなのですが、今では血を見ても魚をさばくこともできるようになりました。



海三昧の連休










ペアーもマイペースでやっています。魚をさばくのと、貝を採るのは漁にいけない子の仕事です。とってきた魚も貝もおいしくいただきました。

海三昧の連休しっかり栄養を取ったら海遊びです。エイヤは野外に出ると漂流ゴミなどからおもちゃを見つけてくるのがとてもうまくて、今回もソリを作ってエイヤやポニョが引っ張って、小学生が乗せてもらい、海にダイブするのを繰り返しました。

波がそれなりにあったので、泳ぐ以上に盛り上がりました。このソリは遊び道具としてだけでなく、砂浜の上で重いものを運ぶときにもソリとして大活躍。

海三昧の連休そして遊び疲れるとまたまたおなかが減ります。
今度はみんなでパン生地をこねて、拾ってきた木の周りに巻いて焚き火パンを作りました。
ほかの料理は、みんながはしゃぎまわるので砂が入っていたし、おまけに野外料理だと調味料も「おりゃ、おりゃ!」みたいな感じで、ボーイズが勢いで入れるので(彼ら曰く、男の料理だそうです。)少し疲れてきて丁寧にこねて作った今回のパンはしっとりとおいしかったです。

さて、こうしてみるとひたすら楽しくやっているように見えますが、わらびやでは、海岸に下りてから、海に入る前、食べる前、海から上がって、砂浜を離れる時と感謝の祈りをすることをとても大事にしています。
また渡嘉敷島では直火が禁止されているので、重い重いステンレスの板を持っていって下敷きにして調理用の焚き火をおこしました。
子どもたちが、海をただ遊ぶところと捉えるのではなく、祈ることで自然を敬う気持ちをもてるのではと思っています。今度は海に感謝の意を込めてビーチクリーンに来たいと思います。




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この記事へのコメント
キャンプ楽しく終わったぜー  イェーィ
 俺様は、このキャンプで、色々とやったぜー
「みんなもな」・・・・イェース
1.魚さばき
2、そりで海にドッボーン
3、パン焼き
どれもみんな楽しかったよー
夜の11時には皆できもだめしをやったぜー  みんなぶるぶるふるえておもしろかったです。            
Posted by モモンキー at 2010年05月21日 20:32
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